カラッパ [折り紙]
「カニを折りたいけど、足をたくさん折るのは億劫だなぁ...」
という極めてズボラな考えを、ズボラと切り捨てずに
それなりにまじめに詰めてみた。
まず、モチーフに選ぶカニ選びから。
もちろんタカアシガニなんかは論外。
色々考えてみた結果、足が目立たないカラッパを選んだ。
最初は立体化のイメージが掴めず、見通しが立たない状態でのスタートだった。
が、甲羅の形状をスケッチするつもりで面を取り出したところで、
形の後部を銘々皿でよく使う手法で立体化すればそれっぽく
見えそうだ、と気づいた。
こうなると見立てができた状態になるので、俄然やる気が
でてくる。
あとは紙に埋め込むサイズで、結果としてはシンプルに
収まったのだけれど、ここは意外と試行錯誤している。
そして、まずできたのがこちら。
袖の先で幅が増える点を強調している。
対して、袖の上のラインと甲羅のフチを揃えることを
主眼に弄ったのがこちら。
予想外にハサミが素直な工程で折り出せた。
しかし、「ハサミも足も無いのにカニに見える」という前者は、
リアル指向の造形に対して中指を立てているようで、
これもとても気に入っている。
うん、私もまさかそんなことが可能だとは思ってなかったよ。
そして、後者の展開図はこちらです。
余談になるけれど、カニ作品を検索してみると、江戸時代から
ハサミと足は必須の要素だったみたい。
推測になるけれど、作品から見て取れる特徴からして、特に古典作品の
多くは沢や潮の引いた海辺の「陸上を歩いている小型のカニ」
だったのではないかと思う。
それが、当時の人たちにとって身近だったんだろうな、と。
とすると、私が何気なく、普段は目にすることのない生物をモチーフに
しているのは、YouTubeなどで簡単にリアルな生態に接することが
できるからなのだなぁ、と思いました。まる。
という極めてズボラな考えを、ズボラと切り捨てずに
それなりにまじめに詰めてみた。
まず、モチーフに選ぶカニ選びから。
もちろんタカアシガニなんかは論外。
色々考えてみた結果、足が目立たないカラッパを選んだ。
最初は立体化のイメージが掴めず、見通しが立たない状態でのスタートだった。
が、甲羅の形状をスケッチするつもりで面を取り出したところで、
形の後部を銘々皿でよく使う手法で立体化すればそれっぽく
見えそうだ、と気づいた。
こうなると見立てができた状態になるので、俄然やる気が
でてくる。
あとは紙に埋め込むサイズで、結果としてはシンプルに
収まったのだけれど、ここは意外と試行錯誤している。
そして、まずできたのがこちら。
袖の先で幅が増える点を強調している。
対して、袖の上のラインと甲羅のフチを揃えることを
主眼に弄ったのがこちら。
予想外にハサミが素直な工程で折り出せた。
しかし、「ハサミも足も無いのにカニに見える」という前者は、
リアル指向の造形に対して中指を立てているようで、
これもとても気に入っている。
うん、私もまさかそんなことが可能だとは思ってなかったよ。
そして、後者の展開図はこちらです。
余談になるけれど、カニ作品を検索してみると、江戸時代から
ハサミと足は必須の要素だったみたい。
推測になるけれど、作品から見て取れる特徴からして、特に古典作品の
多くは沢や潮の引いた海辺の「陸上を歩いている小型のカニ」
だったのではないかと思う。
それが、当時の人たちにとって身近だったんだろうな、と。
とすると、私が何気なく、普段は目にすることのない生物をモチーフに
しているのは、YouTubeなどで簡単にリアルな生態に接することが
できるからなのだなぁ、と思いました。まる。
2017-04-12 20:15
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0