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複数枚折りの時代~復讐編~(3) リトライその1:目標の設定 [折り紙]

■解像度
さて、前回は16等分で不切正方形同一サイズという規定を設けていて、
人物を造形するのに、だいたい5~6枚を使うつもりでした。
用紙はレザック96おりひめ70kgを15cmサイズにして使っていました。

今回は、多くの作家さんの作例を目の当たりにして、
「もっと多くても良いんだ!」
と思うようになり、以下のような条件でスタートしました。

* 解像度:<=8等分
* 用紙:連量100kg(当初はタントセレクトTS-1, TS-10あたりを使用)
* 用紙サイズ:10cm(A4用紙から正方形を6枚切り出す)

1枚あたりが担当する情報量を減らして、難易度を下げようとしています。
なお、後半戦では、指が痛くなってきたのもあって、用紙を以下のように
変更しています。

* 用紙:連量70kgのクラフト紙
* 用紙サイズ:8.5cm(B5用紙から正方形を6枚切り出す)

■モチーフ
豊村さんの「アメノヒワシ」の衝撃が強かったので、ロボットものに
チャレンジすることにしました。

* あまりトゲトゲしていないデザイン
* 他の人が取り組んでいないモデル

ということで、永野護の「ファイブスター物語(FSS)」に登場する
モーターヘッド(MH)にターゲットを絞りました。
好きなデザインということもありますが、それ以外の理由が2つありました。
1つには、骨格に甲冑を被せるというデザインが構造を作る上で理解しやすかった。
もう1つの理由として、MHのデザインは甲冑を構成する面の重なりが特徴的なのですが、
面配置的アプローチをやってきた人間として、この点にとっつきやすさを感じたのでした。

まぁ、ガンダム系のように、腕や足を完全と装甲でくるむのはめんどくさそうだなぁ、
と思ったかもしれません。
「アメノヒワシ」がこっち系だったので、避けたのかもしれません。

余談ですが、私が好きなロボット物のデザインでマシーネンクリーガー(Ma.K)という
シリーズがあります。
というか、こういうスペースオペラ派生の生活感あふれる謎メカ系が大好きです。
Ma.KにするかMHにするか、スタート時点で少し迷ったのですが、Ma.Kの
曲線で構成された殻を折り紙で構成するイメージが全然つかめなかったので、
MHにしたのでした。
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