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複数枚折りの時代~いんたーみっしょん~ [折り紙]

宮島さんがコメントしてくれているので、その辺りの話を少し。

私が主張しているのは、不切正方形一枚折りの
「工学的な」限界であって、表現の限界ではないです。
画布の粗さと筆の太さが絵の細密さを制限するとは
思うけど、それ以上ではない。

ここでいう表現とは(折りの)技巧的な意味でもありますし、
デザインという観点も含みます。
特に、デザインにおける価値観というものは、1つの軸に
乗るようなものではないですし。
すっきりシンプルモダン系からコテコテゴシックまで。
クラシックに飽きたらロック、疲れたら南部牛追い唄でもどうぞ。
折り紙造形でも、表現というもの自体には限界はないんじゃ
ないかなぁ。
それがたとえ不切正方形一枚折りの制限の中にあっても。
なんて思いました。
そういう意味では宮島さんの意見に概ね同意なのです。

ただ、私が「複数枚折りをやろう!」と主張している裏には、
複数枚折りを許容することで生まれる新しい表現欲求、
新しいデザインへの期待があります。
現在の「折り紙っぽい」を内包しつつ、私たちが想像
しなかったような「何か」が生まれたらなぁ、と。
それが何なのか、今の私にはさっぱりわからないですが、
それは今の不切正方形一枚折りの世界に閉じこもって
いたら見つからないような気がしてるわけです。


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